ピエール・ジャンヌレ、カンガルーベンチ 3人掛け

この一見リラックスできる3人掛けソファは、ピエール・ジャンヌレが1955年頃にチャンディーガルの総合病院の廊下や個人宅向けにデザインしたものです。このスタイルは従来のソファの概念には当てはまらないかもしれませんが、この低い2人掛けの長椅子はユニークなだけでなく、非常に快適です。頑丈なチーク材のフレームと、背もたれの輪郭構造がベースを形成しています。座面と背もたれには編み込み籐細工のディテールが施されています。前面には斜めに輪郭が描かれた3本の脚があります。わずかに湾曲した背もたれ、座面、脚はシームレスに互いに接続され、水平の「Z」字型を形成しています。